人間失格 · レベル 2

登場人物

『人間失格』には、葉蔵を取り巻く複数の女性と、対照的な生き方をする友人たちが登場する。それぞれの役割を整理しよう。

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このセットの学び方

女性キャラクターは名前が似ている印象を受けやすいので、それぞれとの出会いの場面とセットで覚えるとよい。

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主人公・大庭葉蔵の親友格で、葉蔵を悪所(花街など)に誘う人物は誰か。

堀木正雄

葉蔵の身を持ち崩す遠因の一人として描かれる。

葉蔵が最初に心中を図る相手の女性は誰か。

ツネ子

この心中未遂で、ツネ子は亡くなり葉蔵だけが生き残る。

葉蔵と結婚する、清らかで信じやすい性格の女性は誰か。

ヨシ子

葉蔵にとって束の間の安らぎを与える存在として描かれる。

葉蔵が心中未遂のあと転がり込み、娘とともに養われる生活を送った、夫と死別した女性記者は誰か。

シヅ子

新宿の雑誌社に勤める女性記者で、葉蔵はシヅ子と娘のもとで男めかけのような生活を送る。物語終盤で葉蔵を引き取り、手記を語り手に託す「京橋のバアのマダム」は、シヅ子とは別の人物として登場する。

葉蔵の学生時代からの友人で、葉蔵の絵を「お化けの絵」と評した人物は誰か。

竹一

葉蔵の「道化」の裏にある本質を見抜く数少ない人物として描かれる。

葉蔵の家庭環境は、経済的にどのようなものだったか。

裕福(富豪)な家庭。

経済的な苦労とは別の種類の苦しみを抱えていたことが強調される。

堀木正雄は、葉蔵にとってどのような役割を果たす人物か。

遊び仲間として葉蔵を放蕩の道に引き込む一方、根本的には葉蔵を理解しない人物。

物語の終盤でも、葉蔵に対して冷淡な態度を見せる。

葉蔵の父親は、物語の中でどのような存在として描かれるか。

威厳があり、葉蔵が本心を打ち明けられない存在。

親子の断絶が、葉蔵の孤独の一因として描かれる。

ヨシ子との結婚生活は、葉蔵にとってどのような転機になるか。

一時的な幸福をもたらすが、ある出来事をきっかけに崩れていく。

この転機以降、葉蔵の破滅は加速していく。

葉蔵を取り巻く女性たちに共通する特徴は何か。

葉蔵に惹かれ、経済的・精神的に葉蔵を支えようとする点。

それにもかかわらず、葉蔵はいずれの関係も破綻させてしまう。

次に学ぶこと

登場人物を押さえたら、レベル3「テーマと象徴」へ。

レベル 3 に進む: テーマと象徴 →